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1345  生贄になってしまった老人 [詩・エッセイ]

 
 
「生贄になってしまった老人」
 
戦争に勝った国が
戦争に負けた国を裁くのも
滑稽であるが
その裁判をやるために
戦争が終わった後で法律をつくり
その法律で
極東軍事裁判は行われた
 
だったら広島 長崎
人類が人類に向かって初めて使った核爆弾
原子爆弾投下による大虐殺は
人道に対する罪ではないというのだろうか
木造家屋がどのようにしたらよく燃えるのかを研究して
非戦闘員である住民を計画的に殺した東京大空襲の大虐殺は
人道に対する罪ではないのだろうか
 
そんな理不尽な戦争裁判の後も
外国からポチと呼ばれる日本の為政者たちは
大虐殺をしたその権力者たちに
今もなお尻尾を振りつづけている
 
同じ敗戦国のドイツ
自国民を裁く戦争裁判はいまだに終わってはいない
これまた滑稽の二乗である
アウシュビッツの大虐殺は史上最大の虐殺であったが
その収容所で門番をしていた
九十余歳になる人を探して裁判にかけている
裁判に掛けられた理由は
大虐殺をされているのを阻止しなかったからだという
門番に
ユダヤ人を助けるために何が出来たとというのであろう
 
人間である限り
この罪から逃れられる人がいったいこの世に
幾人いるだろうか
老人はスーハーマンではない生身の普通の人間である
その老人をドイツの裁判所は裁いている
悪いのはナチスであって
ドイツ人ではありませんとでも言いたいのだろうか
あれほどアドルフヒトラーを熱狂的に支持したドイツ人たちが
今でも反省しているようなポーズを見せつけられると
偽善を通り越してしまい
周りの国々に媚びているとしか 思えないし
やっぱり
ドイツ人は恐ろしいと思ってしまう
 
自分たちが
善く思われたいために
老人を生贄にしているとしか思えないのは私だけなのだろうか
 
 

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1334  足るを知る [詩・エッセイ]

 
 「足るを知る」
 
足るを知るということは平和になるということである
 
人間は足るを知らない
赤ちゃんだろうが 子どもだろうが 青年だろうが
中年だろうが 熟年だろうが 老人だろうが
みんな人間だから
その体が腐り果て白骨に成り果てたとしても
足るを知ることは出来ない
 
足るを知らないから
人間になれたのであり
足るを知ったとたんに人間ではなくなってしまう
 
偉そうな聖人君子だろうが
原子爆弾を創った科学者たろうが
一つ神の教祖だろうが
ファシズムの独裁者だろうが
人を殺している
みんな右えならえの
足るを知らない人たちばかりなのである
 
過去にも
足るを知る人は一人もいなかったように
現在も
足るを知る人は一人もいない
そして未来も
決して足るを知る人は現れないのである
 
足るを知らないのが
人間そのものなのだから
足るを知ってしまうと人間ではなくなってしまうのである
 
足るを知らないから
人を妬み
足るを知らないから
人を憎み
足るを知らないから
争いがあり
足るを知らないから
人を殺したり
足るを知らないから
戦争をする
 それらの行為が人間の証しなのである
 
足るを知らないから
人間は滅びるのを待っているのである
 
 
 
 
 
 

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1343 彩を投げてしまった私 [詩・エッセイ]


「彩を投げてしまった私」
 
無学、無能な私は、
五十歳まで、俳句の一句も、詩の一遍も書いたことがありませんでした。
イカレポンチとして自他ともに認められていた私でしたが、
あの忌まわしい阪神淡路大震災がきっかけに、
詩や、童話や、小説を書くようになり、
今迄に四冊の自費出版に近い本を出版し、かなりの数読んで頂きました。
かなりの人たちは迷惑をお掛けしたと思いますが、
思い掛けない第一級の著名人からお褒めの言葉を頂いたり、
多くの方から、励ましの言葉もたくさん頂戴したりして、
至福の時を過ごすことが出来ました。。
それは天にでも昇るような、奇跡のような出来事でした。
 
最後に出版した童話[ゴリラの王様」から八年、
物忘れが酷く、
イカレポンチ度が酷くなり、
痴呆症の心配もあったので脳神経外科でMRIの検査をして貰ったところ、
自分の予想通り、脳に隙間が出来ているとの診断でした。
治療法はと聞くと、
その先生は、何も無いと仰いました。
その言葉に、
へそ曲り男の本領発揮です。
痴呆症になりかかっている男が、
小説を書いたら面白いのではないかと思うようになりました。
自堕落な私は、
自分を追い込まないと楽な方にしか行きません、。
それで、小さな声で宣言します。
これから半年以内に小説を一本書き上げようと思っています。
痴呆症が勝つか、
壊れかかったイカレポンチの私が勝つか、
勝負です。
 
すでに、この文章自体は壊れているのかもしれない。
たとえ無駄であれ、恥をかくのであれ、
カエサルのルビコン渡河ではないが、
彩は投げられた、
ではなくて、
私は、彩を投げてしまったのである。

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1342 経世済民とはなんだろう? [詩・エッセイ]

 
「経世済民とはなんだろう?」
 
広辞苑で経済の蘭を見ると
「文中子(礼楽)
国を治め人民の苦しみを救うこと。
経国済 民。政治。とある。
文中子とは、遣隋使で有名な中国の王朝の一つで、
その国の学者王通のおくりな。
また、その著「中説」の別称。とある。
 
誰がどう考えても
今の日本の政治は経世済民とは程遠く
国は豊かになったのに
一握りの富裕層が出来たが
年収が100万や200万にも満たない若者たちが溢れ
結婚どころか
生活苦にあえいでいる
 
それが始まったのが小泉内閣の時であった
国内の経済が行き詰まり
それを打開するたに
苛めや嫌がらせのようなことまでして
中高年社員の出向や 首を大量に切り棄ててしまった
それに代わり
企業はパートや派遣社員に切り替えたのである。
 
待機児童や引き籠り 絶望の末の自殺
働きたくても働けない若者
働いても働いても人並みな暮らしが出来ない時代になってしまったのだ
こんな劣悪な時代に、
だれが安心して子どもがつくれるというのだ
高齢化社会になるのも、
少子化問題も
20年も30年も前から予測された問題であった
 
それを日本の政治家どもは、
自分たちの保身のために、私腹を肥やすため、
国会議員の削減も その歳費さえも減らそうともせずに
政治改革 政治改革と連呼するばかりで問題を玉虫色にして
先送り、先送りして、
その土建屋政治の挙句の果ては
1000兆円をこえる借金を子々孫々に残そうとしているのだ
 
日本の政治家どもよ、
もうこれ以上の亡国の為政者にはなるな
もう一度原点に戻り
経世済民の意味を知るために辞書を開いて見よ
その意味が解ったなら悔い改めて
歳費を削減し
せめて国会議員の数を三分の一くらいは削減せよ
 
今 若くして貧しい人たちは
未来に希望が持てないでいる
何故あなたたちは それが分かってやれないのだ
もう玉虫色の政治も 先送りの政治も
止めてほしい
今起こっている異常気象は
あなたたちが産み落とし そして育て上げたものなのだ

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