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1398 新聞紙の鳥 [詩・エッセイ]

 
新聞紙の鳥
 
畑の小屋で家族で昼飯を食べているときであった
ふとわたししが南の方を見たら
青鷺だろうか
かなりの大きな鳥が四羽
 上昇気流に乗りながら
睦みあい仲良く羽ばたきながら
すさまじい速さで 空に舞い上がっていた
 
あれは青鷺ではない
新聞紙だよと言ったのは家内であった
 よく眼を澄まして見ると
それはまさに新聞紙四枚であった
 
それでも
その四枚の新聞紙は
ますます上昇気流に乗り
鳥が羽ばたいているいるように見えるのであった
こんなことが有り得るのであろうか
わたしには
鳥が睦まじく羽ばたいているようにしかみえなかった
 それはまるで
マジシャンが操っているとしかいえないほど
巧妙な光景であった
 
その四枚の鳥は
空高く南の方に 流れて行くのを
わたしの眼から見えなくなってしまうまで
追いつづけていた
 
 
 

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1397 不寛容という名の電車 [詩・エッセイ]

 
不寛容という名の電車
 
 もしアメリカが中東の石油利権を求めて
アフガニスタンやイラクと戦争を始めなかったら
身の毛のよだつような
残虐極まる無差別テロも起きなかったであろうし
狂気のイスラム国も
おびただしい難民の悲劇も起きなかったであろう
 
中国は他国の庭先まで自国の領土だと言い張る
南沙諸島問題
ロシアは強引に自国の領土に併呑してしまった
クリミア問題
そんな無法が罷り通っている
 
北朝鮮は
金日成 金正日 金正恩
 という
狂気の醜い豚の親子三代による独裁国家で
どれだけの人達が
その体制を維持するために
飢餓に苦しめられ
まるで虫けらのように殺されただろう
 
世界は

不寛容さと 不正義が蔓延して
地球は
滅びようとしている
 
人はそれを
ただ 指をくわえて見ているだけなのであろうか

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