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1410 青虫 [詩・エッセイ]

 
「青虫」
 
イギリスのEU離脱
アメリカの大統領選
お隣の韓国大統領のスキャンダル
 
常識というものが覆され
それまで信じていたものが汚物の中に投げ込まれたような
絶望的な気分にさせられる
 
人の心の中には
人に見られたくない 人に言われない
自分でも見たくない
心の闇がある
 
綺麗事をなんぼ並べ立てようが
それに相反するものが
心にある
魑魅魍魎のように闇の中で蠢いていたものが
白日の下にさらされてしまったのだ
 
それでも
畑の青虫たちは
美味しそうにキャベツを頬張っている
 
 
 
 

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1409 風呂の起源 [詩・エッセイ]

 
・・・小説「 ノスタルジア物語」より・・・
 
風呂の起源」
 
風呂の起源は、紀元前4000年頃のメソポタミアで、
祓い清めの為の浴室が作られ、
紀元前2000年頃には薪を使用した温水の浴室が神殿に作られていたそうである。
 日本に於ける風呂の始まりは6世紀頃に渡来した仏教の沐浴である。
沐浴をすると、七病を除き、七福を得られるという教えにより、
寺院に参詣する客を入浴させてたといわれている。
体を清潔にすれば健康にも繋がるという、理に叶ったものであった。
 
かっての日本で広く使われていた五右衛門風呂と呼ばれる風呂は、
底部のみが鋳鉄で出来ており、タガで木桶を締め付けて固定したものであった。
この「五右衛門風呂」に対して、
風呂桶全体が鋳鉄で出来ているのが「長州風呂」と呼ばれていた。
何時の頃からか、
この長州風呂が五右衛門風呂と呼ばれるようになった。
 
日本のような高温多湿の気候を持つ国で暮らすものにとって、
朝早くから夜遅くまで泥まみれ汗みどろになって働く者にとって、
この五右衛門風呂は、
その疲れた体を五右衛門風呂の温かい湯に浸すことにより、
泥や汗などの汚れを取り冷え切った体を温め、
汚れと一緒に疲れまで取ってくれるのが五右衛門風呂であった。
 
 風呂には魔法のような力がある。
その日、
少々の嫌な事があっても、
五右衛門風呂の温かい湯に浸かると 、
そんなものは消え失せ、
人は思わず恍惚の声を上げるのである。
これほど、
誰にでも至福を感じさせてくれるものは他には無いのである。
 

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1408 母 [詩・エッセイ]

 
ノスタルジア物語より。
 
「母」
 
母は父に
こよなく愛されたように
母も父を
こよなく愛した
 
そして八人の子供たちも
こよなく愛した
 
子供たちも
そんな母を
こよなく愛し
齢を幾つ重ねても
いつまでも幼児のように
母に愛されたいと願った
 
そんな母が逝ってしまった
まるで眠っているような
微笑みを残して

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