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1445  四人の無法者 [詩・エッセイ]


「四人の無法者」


二十一世紀になって十七年

世界は

アメリカのトランプ大統領

ロシアのプーチン大統領

中国の習近平主席

北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長

この四人の

不寛容で自分の利益しか考えない

無法者の

独裁者たちによって

滅茶苦茶にされ滅びようとしている


その名前や罪状を書き記すのさえ

うとましく

汚らわしく

虚しい


今迄の歴史にも

安寧な時期は一つとして無かったが

これほど薄汚れた醜い時代になったこともなかったであろう







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1444 二人の男 [詩・エッセイ]


24日、25日、一泊二日で箱根山から鎌倉まで観光して来ましたが、

人、人、人の波と行列に並ぶのに時間を費やすだけの旅のような気もしましたが、

天気も良く、紅葉も美しく、

それなりに満足できる旅でした。



「二人の男」


その露天風呂は

海の見える長方形の形をしていた

わたしは一番風呂で真ん中のほうで湯船に浸かっていると

そこに

6~7歳くらいな男の子が勢いよく飛び込んで左端に入り

つづいて

90歳前後と思われる男の人がゆっくり右端に入ってきた

しばらくすると二人は申し合せたように

右端と左端に

すっぽんぽんの裸で並んで立って海を見た


大と小

ぴかぴかに光って湯を弾く肌と

しわしわにゆるんでしまった肌

これからたくさん使うであろう未来のある体と

使いきってしまい明日のない体に

朝の光があたる


左右対称の陰影

それは滑稽なようで

荘厳であり

歴史が繰り返されるのを見たような気がした


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1443 ポール・クロデール [詩・エッセイ]


ポール・クロデール


「日本は貧しい。しかし高貴だ。

      世界でただ一つ、どうしても生き残って

 欲しい民族をあげるとしたら、

それは日本人だ」      

                                                       (ポール・クローデール、一九四三年、パリにて)    

      

わたしは悍ましい事件が起きるたびに、

大正末期から昭和の初めにかけて駐日ランス大使を務めた詩人、ポール・クロデールの、

この言葉を想い出す。


でも、貴方は幸せだ。

貧しさは見たかもしれないが、

美しい魂も見たのだから。


わたしたちは、

座間市のアパートに九人の遺体が見つかったことも、

世界中で終わることの無い無差別テロがあることも、

眼を覆いたくなるような悲劇を、

悪性のバクテリアが増殖するような悲しみを、

これからも

見続けなければならないのだから。



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1442 団欒 [詩・エッセイ]


「団欒」


団欒という言葉が聞かれなくなって久しい。

そんなことを考えることじたいが老い耄れているせいなのかもしれない。

団欒は、

一概には言えないし今でもあるのはあるが、

その団欒の姿は、わたしの子供のころに比べると、

まるで違うものに生まれ変わってしまっているように見えてしまう。

何でもそうなのであるが、

新しい時代には新しい団欒が生まれるのであろうが、

囲炉裏や火燵などを囲んで車座に座って、

屈託のない言葉で、

その日にあった出来事を、

笑い声と共に家族みんなで

なごやかな雰囲気の中で楽しそうに語り合う光景とは程遠く見えてしまうのは、

昔は良かったなどと言う、

老い耄れの戯言なのであろうか。



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1441 文明 [詩・エッセイ]


「文明」


「地球のように文明の発達した惑星は、全宇宙の中には

二百万もあろうか、それほど文明の発達した環境は狂い

きわめて不安定になって、宇宙全体の時間からすれば瞬

間に近い時間帯の中で消滅してしまう」

                                       スティヴン・W・ホウキング



核開発を許し、あらゆる犯罪、拷問・虐殺・逆らうものは皆殺しにしてしまうロケットマンの国家北朝鮮。

四千年人民が選挙を一度もやったことのない一党独裁の国家中国

選挙の真似事はするが国民には一切関係なく、投票するのは役所の人がする独裁国家ロシア。

表向きは自由であるが、

絶対に相容れることのない偏狭で恐ろしい一神教の神々。


まるで絵に描いたような無法者同士の指導者が、

餓鬼大将のように罵り合い、

それらによって引き起こされる終わる事のない戦争や紛争、

それらにより逃げ惑う罪の無い難民たちと

殺人鬼のような無差別テロ・


その一方で、

生きたまま魚を料理する活き作りは残酷だからと言って

禁止するという偽善の国がある。

活き作りで殺される魚と無差別に殺される人々は

命の尊厳が同じなのである。

古来よりイルカやクジラを生業に暮らしてきた民族を野蛮だと騒ぎ立て、

金持ちに雇われた薄汚い猟犬のような奴たちが騒ぐ。


五十年に一度だとか、

百年に一度だとかという言葉を頻繁に垂れ流し使っている気象用語。

異常気象と言いながら日常語のように使っていれば、

それは、

もはや日常用語である。

それより、

そんな暴風雨が来るのが分かっているなら、

オリンピックよりも人命を大切にするなら、

河川を整備し、

山を治め、土手を補強して決壊を防ぐのが先決ではないのだろうか?


腐りきった土建屋政治と何もしない役所は、

今日も、

百年に一度の暴風雨が来るから、

命をなによりも大切にして避難してくださいと連発するだけ。

それは本末転倒、

何処か狂っている。


ホーキング博士の警告した言葉は現実のものになろうとしている。

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1440 友垣 [詩・エッセイ]



もともと日本語には

友情という言葉が存在しなかった。

それに類する言葉に

「友垣」

という言葉ある。

現在使われている友情とはかなり異なる。



「友」


この世に生れて

友を傷つけない言葉があったとしても

歪な心を持っているわたしには

君を傷つけたであろう言葉を使ったのであろう

それと同じように

わたしがうけた君の言葉にも

わたしも傷ついたのだ


決別するか

義絶するか

それが嫌なら

謝罪をすればよいものを

沈黙だけが

波紋のように大きくなり広がっていく


それが愚かなことであるとわかっていても

時間が経てば

波紋は消えうせ鏡のような水面になっても

人の心はもとにもどらないのだろうか


君は今

それを どんなふうに思っているのだろう

 




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1439 「 ノスタルジア物語」の電子版の配信が始まりました [詩・エッセイ]



お知らせ

「ノスタルジア物語」の電子版の配信が

2017年10月31日より始まりましたのでご連絡いたします。

価格:1555円(税込)

本は文字が小さかったので読み辛かったのですが、

電子版は割安で文字も大きく読みやすいです。

お試しもあります。

ご利用のほど宜しくお願いします。



今の私の心境と相反する言葉


ほんの三分でも求めないでいてごらん。

不思議なことが起こるから。

                (加島祥造)




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1438  おまじない [詩・エッセイ]


「おまじない」


母は、若いお母さんに抱かれた赤ちゃんのぷよぷよとした紅葉のような小さな掌に、

筆にたっぷりと墨をふくませると、

呪文のような台詞を唱えながら文字のようなものを書いていた。

赤ちゃんは、

それがくすぐったいのかキャッキャー、キャッキャー笑っていた。

それはありふれた光景だと思っていたが、

今から考えると、

不思議な光景であったかもしれない。


そのお呪いは赤ちゃんの癇の虫を治すお呪いだった。

母には、

そんな霊能者のような力が有ったのであろうか?

遠いところから赤ちゃんを抱いて母を訪ねて来る若いお母さんが引きも切らず後を絶たなかった。


お呪いの効能がある時は、

赤ちゃんの小さな爪の間から産毛のようなものが生えて来るのを私も見たことがある。

科学万能の今の時代から考えると笑われてしまうが、

あれは夢幻だったのであろうか?


だけど、私は確かに見たのである。

母は霊力が失われるからと言ってお金は一切もらわなかった。


母が何故そんな事を始めたのか、

その経緯も知らない。










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1437 本は読まれなければただの紙切れです。 [詩・エッセイ]


本は人に読まれなければ本ではありません。

ただの紙切れです。


これまでに数冊の本を上梓し沢山の人に読んでもらいましたが、

実力不足と不運が重なり思惑通りには売れませんでした。

どんなに高い志を持って本を書いても、


本は、

人に読まれなければ本ではありません。

ただの紙切れです。


この本「ノスタルジア物語」は先月出版され、

たくさんの人たちから手紙やブログで書評や感想が寄せられました。

その中で最も嬉しい電話を10月18日の午後、

この物語の発端となる高知県宿毛市の本屋さん、

正確に云うと、もう本屋さんを廃業された私と同年代の方から戴きました。

「本は一日で読んでしまった。

最近小説は読んでいなかったが、とても面白かったので久々に一気に読んでしまったが、

この本は面白い、絶対に売れる」

と言ってくださいました。

この文言は正確ではないかもしれませんが、

その有難い電話に長い時間話し込んでしまいました。

たった一言苦言もありました。

賢太の両親である政五郎と繭が宿毛から大洲に汽車で駆け落ちをしますが、

その当時、宿毛と大洲の間は汽車は開通していなかったそうです。

幸運にも重版が叶った暁には訂正したいと思っております。


私は今、次の一冊に繋がるように、

一人でも多くの人たちに読んでもらおうと悪戦苦闘しながらも頑張っております。

どうか皆さんもご協力のほど宜しくお願い申し上げます。


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1436 最初のレビューを書き込んでくれませんか? [詩・エッセイ]


「お願い」


「ノスタルジア物語」が発売されてから三週間が経過しましたが、

ブログやお手紙ではたくさん感想を頂いておるのですが、

AMAZONのカスタマーレビュー(書評)の書き込みは残念ながら、

まだ一件もありません。

著者がやらせのようなことを言ってはいけないのですが、

大勢の方々に、

この本「ノスタルジア物語」を知って頂きたくて恥も外聞もかなぐり捨ててお願いします。

面白くないでも、退屈だでもよいのです。

AMAZONのカスタマーレビューに、

誰でもよいのです。

最初のレビューを書き込んで下さいませんか。

まだまだ書きたいから、

この戦いに負けるわけにはいかないのです。

勝手で厚かましいお願いですが、どうぞ宜しくお願い申し上げます。



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