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1474 テレビに映る邪悪な顔 [詩・エッセイ]


「テレビに映る邪悪な顔」


古希を超え、後期高齢者になり、

自分の考え方が頑迷固陋になった所為なのだろうか、

テレビニュースを見ていたら

吐き気を催すような邪悪な顔が次から次に現われるから

テレビを消してしまう今日この頃である。


平気で嘘を連発する羞恥心の欠片も無い韓国のムンジェイン、

叔父を殺し、実の兄を殺し、側近を処刑収容所に送る悪魔のような北朝鮮の金正恩、

西側諸国と対立しクリミア半島を強引にロシアに編入のときには

核のボタンを握っていたと嘯くロシアのプーチン、

国際法を無視、中華思想を信じ、南沙諸島を自国の領土だとして軍事拠点化し、

チベットやウイグル人を弾圧する中国の習近平、

女性を蔑視し、民族を差別し対立を煽り、白人至上主義のアメリカのトランプ大統領、

かってアメリカは民主主義の総本山であったのに、

今のアメリカには、その面影さえもない。


そのアメリカの大統領トランプをノーベル平和賞候補に推薦した人が居ると言う?

馬鹿大統領を推薦をしたのは地獄の大統領閻魔大王かと思いきや、

然に非ず、

選りにも選って我が日本国の安倍晋三総理大臣だと聞いて、

私は引っくり返ってしまった。

それはブラックジョークかと思ったが、そうでもないらしい。


もう、この言葉の後を書く気にもならないから書くのを止めるが、

こんな事で、この地球は大丈夫なのだろうか???


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1473 いつの頃からだろう [詩・エッセイ]


40年ぶりに引越しを始めてから35日、

処分した物の重量500キロ以上、

未だに片付いてはいませんが、

どうやら先が見えたような気がする今日この頃です。

それにしても、

引越しをしてあらためて気付かされたのですが、

本、雑誌、スクラップブック、石、その他諸々、

私の病的な収集癖には、

自己嫌悪に苛まれる日々でした。

三つ子の魂百までと言われている通り治りそうにありませんので、

この悪癖を地獄への道連れにするつもりです。


それらとは一切関係のない事のなのですが、

厚生労働省の基幹統計「毎月勤労統計」の不適切調査問題をはじめ、

財務省役人の公文書偽造、偽証問題にしても、

国有財産売却不正問題にしても、

誰も罪に問われることも無く、

誰も責任を取らなくなってしまいました。


かっての日本は「公」を大切にする民族だったのに、

罪の意識を何よりも大切にする国だった筈なのに、

どうして、

こんな出鱈目で無責任な人たちが大手を振って歩ける国になったのでしょう?




「いつの頃からだろう」


いつの頃からだろう

過程は省略され

結果ばかり求めるようになったのは


いつの頃からだろう

間違いを犯しても

責任を取る人が

誰一人として居なくなってしまったのは


いつの頃からだろう

子供が

父や母を疎ましく思うようになったのは


いつの頃からだろう

父や母が子供を憎むようになったのは


いつの頃からだろう

人の心の中に

愛を食べ尽くしてしまう

虫が棲みつくようになったのは

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1472 こころ [詩・エッセイ]


小正月も過ぎてしまいましたが、

今年も宜しくお願い申し上げます。


昨年の一月に義父が亡くなり、師走には義母が亡くなり

家内は正月早々中指を骨折負傷し全治二か月、

それと引越しと旅行が重なり、

てんやわんやの大騒動のためブログが疎かになり今日にいたってしまいました。

今年も、

のんびりとしたブログになりそうですが宜しくお願い致します。



「こころ」


見えないけれど

美しいもの

それは



見えないけれど

醜いもの

それは



心は

まるで振り子のように

美しくなったり

醜くなったりする

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1471 宝物 [詩・エッセイ]


宝物」


好い事なんか何一つなかったと

嘆き悲しむ人よ

辛い事や悲しい事なんか烏にでもくれてやろう

怒りや憎しみなんか豚の餌にでもしてやろう


そして

心静かに思い出そう

好い事だって一杯あったじゃないか


凍えてしまいそうな日に

お母さんに抱きしめられ温めてもらったこともあったし

川遊びで

お父さんと一緒に魚を摑まえたこともあった

家族みんなで賑やかに

肉を取り合って兎鍋を食べたことだってあったじゃないか


その他にも

好い事は

一杯あったじゃないか

楽しい事も

一杯あったじゃないか

泣きたいほど嬉しかったことだって

一杯あったじゃないか

生きていて好かったと

心から思ったことだってあったじゃないか


辛い事や悲しい事を思い出すよりも

あなたを愛してくれた人のことを

思い出そう

怒りや憎しみを想い出すよりも

あなたを大切にしてくれた人のことを

思い出そう


そんな人の想い出こそが

あなたの生きる糧になるのだから

あなたの掛け替えのない宝物なのだから

いつだって

その宝物が取り出せるように

心の中の

一番大切な所にしまっておこう


その場所を

きれいに掃除して



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1470 続々女郎蜘蛛・奇跡 [詩・エッセイ]


「続々女郎蜘蛛・奇跡」


私は何にでも感動する性格だからかもしれないが、

これも奇跡のような話だと思った。


一回目に、

タラの木の葉っぱと小屋を結んで女郎蜘蛛が蜘蛛の巣を作った話を書いた。

二回目で、

タラの木の葉っぱが落ちて蜘蛛の巣が消滅してしまい、

小屋の入口に新たに蜘蛛の巣を作った話を書いた。


11月2日、

友人たちと宴会をするため、

その小屋で、

釘を打つ大工仕事をしたら振動に驚いたのか、

女郎蜘蛛は逃げ出してしまい行方不明になってしまった。


12月11日、

探しても見つからなかった、

その女郎蜘蛛に再会したのである。

それも、

その女郎蜘蛛が巣を張っていた真下の小石の上を歩いているのである。

後五センチズレていたら踏み潰すところであった。

一か月と九日ぶりの再会であった。

それは奇跡のような再会であったが、

何処かで子供を産んできたのであろうか、

パンパンに膨れ上がっていたお腹は引き締まり小さくなっていた。

掌に乗せるともぞもぞと動いて腕を這うので、

小屋の柱に移してやると、

蜘蛛の巣を張っていた所まで登り蜘蛛の糸を貼り始めたのである。

それも、わずかしか張ることができないが、

(申し訳ない、蜘蛛の巣は居なくなってから邪魔になるので取っ払ってしまっていた)

信じられない光景であった。


しかし、女郎蜘蛛は越冬して生き延びる力は無い、

女郎蜘蛛が卵嚢の中に産んだ無数の卵だけが生きられるのだ。

二三日前草むらで見つけた揚羽蝶を思い出す。

もう飛べない揚羽蝶は弱弱しく踠いていた。


その揚羽蝶に、

私は囁きかけた。

「僕たちは仲間なんだよね」と。


女郎蜘蛛が蜘蛛の巣を張っていた枝に、

小さな蛙が突き刺さっていた。

これも奇跡

百舌がこんな所まで飛んで来て生贄を置いて行くなんて。

それも同じ枝に?






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1469 どうして人間だけが美を追い求めるのだろう [詩・エッセイ]


「どうして人間だけが美を追い求めるのだろう」


これも思い上がった人間の傲慢さかもしれないが、

鳥も昆虫も獣たちも

蛇や魚や微生物たちだって

美を求めない代わりに本能の赴くままに生きている


こちら側から見ると

そんな風に見えるが

あちら側から見たら案に相違して

逆だったりするかもしれない


人間は

いつ頃から美を見い出し

美を掛け替えのないものとして

時には

艱難辛苦の果てに

美を追求するようになったのだろう


旧石器時代は

200万年から紀元前1万年の間とされている

その時代に作られた

単純な土偶には美の片鱗が伺われ

その後に作られた

岩壁に描かれた狩りの絵や

土器に描かれた造形は

近代絵画に勝るとも劣らないと言われているものまである


美を求める遺伝子は

太陽を絶対紳として崇め

月や星に祈り

花鳥風月を高らかに謡い

観光バスで

ぞろぞろうろうろ金魚の糞のように連なって

名勝旧跡を訪ね

花見や紅葉狩りに現を抜かしている姿は

美を追い求めてやまない

人間だけの特権なのかも知れない。






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1468 ゴミ [詩・エッセイ]


「ゴミ」


私は家内と二人だけで暮らしていますが、

ようこんなに溜まるものだと思うくらい、週に何回か出すゴミの量に驚いています。

なるべくごみの量を少なくしようと、

生ゴミは発酵させ畑の肥料にしていますが、

他のゴミの量に比べると、それは微々たるものです。

だけどやっぱり一番多いのは

買い物をしたときに出るプラスチックの容器やケースなどで、

新聞などによると、

何十年後の海には、

魚の量と同じくらいのプラスチック類のゴミが海に漂うと試算しています。

現在を生き居る我々は、

ただのほほんと生きているだけで、

地球に危害を加えあだなしているのかもしれません。


この詩は二十数年前に書いたもので、

産経新聞に掲載されたものですが、

ゴミの問題は、

大自然にとって、地球にとって、

益々大きな問題となり、

我々の生存を脅かすことになるのは間違いのない事実だ思います。


「ゴミ」


風も

太陽も

星も月も

空も雲も虹も

ゴミは出さない


雨や

雪も

河も海も魚も

ゴミは出さない


山も

森も

獣も鳥も虫も

ゴミは出さない


ありのままの天地万物に

無駄なごみなど

何一つない

みんな大切な物ばかり


たった一人だけ

人間だけが

ゴミを出しつづける




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1467 続女郎蜘蛛 [詩・エッセイ]


「続女郎蜘蛛」


あれから一週間くらいして、

私の予言通りタラの木の葉っぱは枯れて落ちてしまっていた。

女郎蜘蛛は、

その蜘蛛の巣はどうなったのであろうと周りを探しても、

蜘蛛の巣を張っていた痕跡すら残ってはいない?

蜘蛛の糸は

一欠けらも残さず回収したのだろうか?

訝しく思いながら小屋の入口の方を見ると、

何と、

女郎蜘蛛の蜘蛛の巣が前よりも大きくなって張り巡らされていた。

その立体的な女郎蜘蛛の巣の真ん中には

一段と大きくなった女郎蜘蛛が仁王立ちになって私を睨んでいる。

倒壊してしまった女郎蜘蛛の住居は

私の仕事場の入口に新築されていたのである。


そこは小屋の入口であり、

肥料などを入れている倉庫に繋がる所でもあり、

非常に迷惑でもあったが、

女郎蜘蛛が同居を望んでいるなら

多少は不便であっても我慢をしようと思った。


私はそれ迄も、

迷い込んだザリガニとも仲良くなり井戸で飼っていたが、

近所で使っている農薬の水が流れ込み死んでしまった。


次に友達になったのがミドリガメであった。

畑を耕していると集団で見つかったミドリガメの卵は七個、

それが全部孵化したので、

底の浅い容器で飼っていたら全員が脱出してしまった。

雨の日、畑の近くの池のほとりを歩いていたら大きなミドリガメに出会った。

それを、雨水がたまるように仕掛けしてある風呂桶で飼っていたら、

それも逃げ出してしまった。

その後、また畑の中でミドリガメの孵化したばかりの赤ちゃんを5匹を見つけ、

深い容器で飼っていたのに逃げられてしまった。

何で、あんなに深い容器から逃げ出せたのだろう?

未だに信じられない思いをしている。

草むらで見つけた正体不明のカメも二匹あり、

合計15匹のカメ全員逃げ出してしまったのである。


女房殿は迷惑だから引越しをしてもらえと言うが、

そんな事情があるので、

去ってしまったミドリガメたちを女々しく恨んではいるが、

少々迷惑はしているものの来る者は拒まず。

女郎蜘蛛と友達になることにしたのである。

女郎蜘蛛にとって、

その新居は一等地で、

小さな羽虫をたくさん捕えている。

今日もアシナガ蜂を網が捕らえ、

しばらくはアシナガ蜂と女郎蜘蛛は格闘していたが、

相手が強くてすぐに離れてしまった。

弱ってから料理をしてやろうと思っているのだろうか?

その前に、

小さな羽虫を器用にぐるぐる巻きにしている。


そんな様子を、

私は30センチくらいな距離から見ているが、

視力の悪い女郎蜘蛛は知らん顔して仕事をする。

私は涎を垂らし、

野良仕事もしないで、

まるで痴漢のように覗き見をしている。

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1466 女郎蜘蛛 [詩・エッセイ]


女郎蜘蛛


畑の小屋に座ってふと空を見上げると

青鷺は羽を軋ませて飛び

天は高く

薄い絹雲がベールのように広がっている

その天と私の間に何かがある

それは

突然現れた女郎蜘蛛の巣だった


主が紡いで張り巡らされた垂直円網の大きな網の住居は

夕陽に照らされて輝き

女郎蜘蛛の主は真ん中で仁王立ちになって

私を睨んでいる



台風20号で吹き飛ばされた作業小屋を一か月近くも掛かって作り上げた

真新しい柱と

割引の100円で買って来たタラの芽を植えたら大木になり

その葉っぱを結んで作られた

女郎蜘蛛の新居であったが、

その葉っぱは

もう枯れ始めていた


真新しい柱は倒れることは無いだろうが

大雨も降れば嵐も来る

それよりも何よりも

タラの木の葉っぱは必ず枯れて地上に落下する宿命にあるというのに

何故にお前は

こんな処に棲み処を作る


そんな小言を言っている私の目の前で

赤蜻蛉が飛んで来て網にかかり

ぐるぐる巻きにして捕らえ得意げな顔をしている

女郎蜘蛛よ

そんなお前なら

タラの木の葉っぱが落ちたとしても

きっと逞しく生きるだろう


もう日が暮れる

また明日

ミスターかミセスかミスかは知らないが

女郎蜘蛛よ

グットラック

幸運を祈る








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1464 大坂なおみ全米オープンテニス…S・ウイリアムの猛抗議について [詩・エッセイ]


「大坂なおみ全米オープンテニス…S・ウイリアムの猛抗議について」


私も、大坂なおみ全米オープンテニス初制覇を生中継で見ていて狂喜乱舞した一人である。

その人柄も好ましく、

日本の現代女性が忘れてしまったかのような、

控え目で、出しゃばらない奥ゆかしさがあり、

とても素晴らしい女性だと思っている。


その快挙をめぐって、

大多数の人が称賛するのは当たり前のことだと思う。

その中で一つ気になるのが、

元世界ランキングのベストテンに入っていた人たちのコメントである。

その中でも、

いつも勇ましい熱血コメントで人気のある松岡修造氏の言葉である。

松岡修造氏は、

大坂なおみを絶賛する全米オープンテニス初制覇のコメントの中で、

S・ウイリアムズの猛抗議には一言も触れず、

そのS・ウイリアムズが表彰式のとき鳴り止まないブーイングに、

「もうブーイングを止めて」

と言ったことに感激したと言っていたが、

そのブーイングの原因は、

S・ウイリアム本人の品の無い執拗な抗議にあったのである。

その顔は、

まるでトランプ大統領を彷彿させたのは私だけだったのだろうか?

それは同業者であり尊敬している人なのかもしれないが、

日頃歯に衣を着せない言葉で教訓的に喋っている松岡修造氏にしては、

とても違和感のあるコメントであった。

S・ウイリアムの執拗な抗議に対して非難している放送局もあったが、

それには触れたがらない放送局もあった。

トランプ大統領の言動のように、

臭い物には蓋をして

それが当たり前だとでも思っているのだろうか?


熱血的コメントも結構であるが、

私には、底の浅い軽薄なコメントのように聞こえたのである。







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