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1448 神田神保町 [詩・エッセイ]


ぐうたらな性格である私は、

自分を追い込まなかったら何もしないで歳を取るばかりの男です。

それは自分の過去をふり返って見れば一目瞭然なので、

それならばと奮起して新しい小説を書くことにしました。

題名は「神田神保町」です。

この題材は十数年前から温めていたもので、

物語は、

東京の神田神保町の古書街で出会った若い二人の男女が恋をして結ばれ、

共に五十代にさしかかった頃、

或る日突然、最愛の妻に先立たれ苦悩し再起する物語です。

書き始めたのは

七十四歳になった私の誕生日の12月24日のクリスマスイブの日でした。

完成するのは今年の誕生日の予定です。

壊れかかった頭なので、

この小説は完成するかどうかは分りません。

どうして頭の壊れかかった今になって書くのでしょう?

自分でも理解出来ません。

強いて言うなら「神田神保町」の題名が気に入っているから、

どうしても、これだけは書きたかったのかもしれません。



(その中の一章の断片より)

第二章・神田神保町

神田神保町は世界一の本の街であるが、私と雅子にとって青春そ

のものの街であった。                                                     

神田神保町古書街は、主に、東京都千代田区神田神保町にある古

書店などが密集している場所の総称であり、岩波書店、小学館、な

どの大手出版社、印刷所、新館を扱う一般書店の他に、専修大学、

明治大学、日本大学など大学、学術関係の施設もあり、これらが一

 体となって本の街、神田神保町を形作っている。         

神田神保町には、十月下旬より、十一月初旬にかけての十日間、

神田古書連盟による最大の年中行事「神田古本祭」が開催される。

書物に関する様々なイベントを通し、多くの読書人に支持され、

近年は東京名物として定着し、日本全国はもとより、海外からも

多くの人々が訪れている。                 

靖国通りの歩道には、古書店百六十店、在庫一千万冊を誇る青空

古本市と呼ばれる書店と書棚に囲まれた約五百メートルの回路出

現する。                                                                      

そこには本の街の文化遺産、希少書の展示、博物館や美術館でしか

見られない古典籍から肉質資料、近代初版本、普段店頭には見られ

ない内外の貴重書籍を集めたイベントがあり、本好きのお宝探しに

は堪らない催しものである。                                              


   私と雅子の出会いは神田神保町の古本屋であった。         

私が田舎の高校を卒業して東京の葛飾区にある鉄工所に就職して間も 

ない頃で、雅子は成城の高級住宅街の大邸宅に住むT大学経済学部の二

回生で私よりも一つ年上であったが、その境涯も天と地ほどの違いが

あった。                           




                           




          

                 



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1447 [詩・エッセイ]


「日は昇る」


雲のすき間から日は昇り

風は凪いで

おだやかな初日の出は空に向って昇って行く

美しい

なんとゆう美しい光景なのだろう

ありきたりの

昨日の続きの日の出なのに

あらためて

その美しさに見惚れてしまう


この美しさを

当たり前だと思うのはやめよう

私たちの命に終わりが来るように

いつまでも

日本に四季があると思うのもやめよう

この蒼い水の星

地球が永遠ではないように

何時かは終わりが来る

すべてのものに終わりが来るように

何時かは消えてしまう

だけど

眼に焼付けた光景だけは永遠なのだ

それだけが真実なのだから




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1446 なまけもの [詩・エッセイ]


なまけもの


ぼくのからだは

なまけもの


つらいことや

かなしいことには

そっぽをむいてしらんふり

らくなほう

たのしいほうばかりに

なびいてしまう


ぼくのからだは

なまけもの


かなしいことより

たのしいことがすき

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1445  四人の無法者 [詩・エッセイ]


「四人の無法者」


二十一世紀になって十七年

世界は

アメリカのトランプ大統領

ロシアのプーチン大統領

中国の習近平主席

北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長

この四人の

不寛容で自分の利益しか考えない

無法者の

独裁者たちによって

滅茶苦茶にされ滅びようとしている


その名前や罪状を書き記すのさえ

うとましく

汚らわしく

虚しい


今迄の歴史にも

安寧な時期は一つとして無かったが

これほど薄汚れた醜い時代になったこともなかったであろう







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1444 二人の男 [詩・エッセイ]


24日、25日、一泊二日で箱根山から鎌倉まで観光して来ましたが、

人、人、人の波と行列に並ぶのに時間を費やすだけの旅のような気もしましたが、

天気も良く、紅葉も美しく、

それなりに満足できる旅でした。



「二人の男」


その露天風呂は

海の見える長方形の形をしていた

わたしは一番風呂で真ん中のほうで湯船に浸かっていると

そこに

6~7歳くらいな男の子が勢いよく飛び込んで左端に入り

つづいて

90歳前後と思われる男の人がゆっくり右端に入ってきた

しばらくすると二人は申し合せたように

右端と左端に

すっぽんぽんの裸で並んで立って海を見た


大と小

ぴかぴかに光って湯を弾く肌と

しわしわにゆるんでしまった肌

これからたくさん使うであろう未来のある体と

使いきってしまい明日のない体に

朝の光があたる


左右対称の陰影

それは滑稽なようで

荘厳であり

歴史が繰り返されるのを見たような気がした


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1443 ポール・クロデール [詩・エッセイ]


ポール・クロデール


「日本は貧しい。しかし高貴だ。

      世界でただ一つ、どうしても生き残って

 欲しい民族をあげるとしたら、

それは日本人だ」      

                                                       (ポール・クローデール、一九四三年、パリにて)    

      

わたしは悍ましい事件が起きるたびに、

大正末期から昭和の初めにかけて駐日ランス大使を務めた詩人、ポール・クロデールの、

この言葉を想い出す。


でも、貴方は幸せだ。

貧しさは見たかもしれないが、

美しい魂も見たのだから。


わたしたちは、

座間市のアパートに九人の遺体が見つかったことも、

世界中で終わることの無い無差別テロがあることも、

眼を覆いたくなるような悲劇を、

悪性のバクテリアが増殖するような悲しみを、

これからも

見続けなければならないのだから。



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1442 団欒 [詩・エッセイ]


「団欒」


団欒という言葉が聞かれなくなって久しい。

そんなことを考えることじたいが老い耄れているせいなのかもしれない。

団欒は、

一概には言えないし今でもあるのはあるが、

その団欒の姿は、わたしの子供のころに比べると、

まるで違うものに生まれ変わってしまっているように見えてしまう。

何でもそうなのであるが、

新しい時代には新しい団欒が生まれるのであろうが、

囲炉裏や火燵などを囲んで車座に座って、

屈託のない言葉で、

その日にあった出来事を、

笑い声と共に家族みんなで

なごやかな雰囲気の中で楽しそうに語り合う光景とは程遠く見えてしまうのは、

昔は良かったなどと言う、

老い耄れの戯言なのであろうか。



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1441 文明 [詩・エッセイ]


「文明」


「地球のように文明の発達した惑星は、全宇宙の中には

二百万もあろうか、それほど文明の発達した環境は狂い

きわめて不安定になって、宇宙全体の時間からすれば瞬

間に近い時間帯の中で消滅してしまう」

                                       スティヴン・W・ホウキング



核開発を許し、あらゆる犯罪、拷問・虐殺・逆らうものは皆殺しにしてしまうロケットマンの国家北朝鮮。

四千年人民が選挙を一度もやったことのない一党独裁の国家中国

選挙の真似事はするが国民には一切関係なく、投票するのは役所の人がする独裁国家ロシア。

表向きは自由であるが、

絶対に相容れることのない偏狭で恐ろしい一神教の神々。


まるで絵に描いたような無法者同士の指導者が、

餓鬼大将のように罵り合い、

それらによって引き起こされる終わる事のない戦争や紛争、

それらにより逃げ惑う罪の無い難民たちと

殺人鬼のような無差別テロ・


その一方で、

生きたまま魚を料理する活き作りは残酷だからと言って

禁止するという偽善の国がある。

活き作りで殺される魚と無差別に殺される人々は

命の尊厳が同じなのである。

古来よりイルカやクジラを生業に暮らしてきた民族を野蛮だと騒ぎ立て、

金持ちに雇われた薄汚い猟犬のような奴たちが騒ぐ。


五十年に一度だとか、

百年に一度だとかという言葉を頻繁に垂れ流し使っている気象用語。

異常気象と言いながら日常語のように使っていれば、

それは、

もはや日常用語である。

それより、

そんな暴風雨が来るのが分かっているなら、

オリンピックよりも人命を大切にするなら、

河川を整備し、

山を治め、土手を補強して決壊を防ぐのが先決ではないのだろうか?


腐りきった土建屋政治と何もしない役所は、

今日も、

百年に一度の暴風雨が来るから、

命をなによりも大切にして避難してくださいと連発するだけ。

それは本末転倒、

何処か狂っている。


ホーキング博士の警告した言葉は現実のものになろうとしている。

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1440 友垣 [詩・エッセイ]



もともと日本語には

友情という言葉が存在しなかった。

それに類する言葉に

「友垣」

という言葉ある。

現在使われている友情とはかなり異なる。



「友」


この世に生れて

友を傷つけない言葉があったとしても

歪な心を持っているわたしには

君を傷つけたであろう言葉を使ったのであろう

それと同じように

わたしがうけた君の言葉にも

わたしも傷ついたのだ


決別するか

義絶するか

それが嫌なら

謝罪をすればよいものを

沈黙だけが

波紋のように大きくなり広がっていく


それが愚かなことであるとわかっていても

時間が経てば

波紋は消えうせ鏡のような水面になっても

人の心はもとにもどらないのだろうか


君は今

それを どんなふうに思っているのだろう

 




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1439 「 ノスタルジア物語」の電子版の配信が始まりました [詩・エッセイ]



お知らせ

「ノスタルジア物語」の電子版の配信が

2017年10月31日より始まりましたのでご連絡いたします。

価格:1555円(税込)

本は文字が小さかったので読み辛かったのですが、

電子版は割安で文字も大きく読みやすいです。

お試しもあります。

ご利用のほど宜しくお願いします。



今の私の心境と相反する言葉


ほんの三分でも求めないでいてごらん。

不思議なことが起こるから。

                (加島祥造)




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